「親の品格」という本には、子供に自信を持たせなさいと
書いてあります
まあ、当たり前なのですが、部下だろうが子供だろうが
なかなかに出来る事ではないのも事実です
自信を持たせるという事で、最近こういう話を聞きました
すごくプールが嫌な子がいました
彼はとにかくプールが嫌いなのです
それは泳げなくて、毎年夏休みの特別訓練に
参加させられるからだそうです
1年生の時から3年生まで毎年、特別訓練生に
クラスを代表して選ばれていたそうです
プールの日は前日からダークになっちゃって、
当日は朝ご飯も喉を通らない・・・
照る照るボーズを逆さにして家の外に
張ったりしていたそうです
4年生になって突然、スイミングスクールに行きたいと
母親に言ったそうです
近所の子はみんな行ってるし、泳げている・・・
と言うのが理由のようでした
泳ごうとする姿勢は立派なのですが、このやる気を
自宅での訓練に向けさせたそうです
もっとも、高額なスイミングスクールへ行かせる
余裕も無かったのかもしれません・・・
毎日お風呂に顔をつけて息を止める訓練から始めました
最初は、10秒出来なかったそうです
そうすると、今度はお父さんとお風呂に入るようになり
お父さんが顔つけの時間を数えたそうです^^
なかなか、顔つけタイムが延びないので、やる気を無くす
我が子を見て、お父さんは言ったそうです
「水中で呼吸できない人間は水中では苦しいのが当たり前」
「水泳は苦しいのを我慢して、早く泳ぐ競技だよ」
「苦しいから息継ぎを覚えるんだ」
この日から、その子は苦しいのを我慢する訓練として
毎日お風呂で息を止める練習をしたそうです^^
そうすると、
30秒くらいは息が止められるようになったそうです
その甲斐あってか、今年初めてのプールで7m泳げたそうです
今までは5m泳げなかったのに・・・訓練の成果も出たようです
このことはもの凄い自信に繋がったようです!
毎晩訓練し、次のプールでは8m、その次では14m
14mではまぐれで、息継ぎが2回出来たと喜んでいたそうです
もう今ではプールがもの凄く楽しみらしく、照る照るボーズは
ちゃんと上を向いているそうです
夏休みの特別訓練にも今年は参加しないでよさそうです^^
このお母さんとお父さんの、子供に自信を付けさせた
何気ない私生活の中での努力(訓練)・・・大成功ですね
世の中、こんな話ばかりだと、いいんですけどねぇ~
未来を支える、頑張る子供にエール送りたい!!